「GMOの件で、ようやく『フォレンジック』という言葉が通じるようになった」。株式会社GENIUSの堺昭彦さんはそう切り出しました。フォレンジックを直訳すると法医学、鑑識、科学捜査。犯罪捜査や法的紛争の場で、客観的・科学的な手法で証拠を集めて事実を解明することです。そのうちPCやスマートフォン、サーバーなどのデジタル機器に残された情報を調べるのが「デジタルフォレンジック」。堺さんはこれを「デジタルの鑑識」と呼びます。
今回の勉強会は新谷との対談形式で、業界では「言ってはいけない」とされる手口のギリギリまで、費用の相場まで含めて話していただきました。
ファイルを消しても、索引が消えるだけ
デジタルフォレンジックで調べる対象は、PC、モバイル、ネットワーク、クラウド、メール、メモリ、マルウェア。ただし全部を漠然と見ることはしません。「何を掴みたいか」から当たりをつけて絞り込まないと、工