社員が30名を超えるあたりから、社長が走り回るだけでは組織が回らなくなる。多くの経営者がぶつかる「30名の壁」をテーマに、経営者コーチの深井さんにお話しいただきました。深井さんはベンチャーキャピタルで8年間、投資先の経営を外から見たあと、22年間で7社の経営を実践。そのほとんどが赤字や組織崩壊などの危機からの立て直しでした。今回はその最初の1社、オプトでの14か月を、関係者に配慮して一部フィクションにした形で振り返っていただきました。

伸びる会社の経営者は「市場のうねり」への努力が違う

深井さんが新卒1年目で担当したのが、当時社員80名・非上場だったインターキュー(現GMOインターネットグループ)の熊谷社長でした。毎日30〜50紙もの新聞や業界紙に目を通し、売上が伸びている最中の事業について「これはもう伸びなくなる」と言い切る。広告は雑誌のどのページに挟むと会員が最も増えるかまで検